隔月刊『風景写真』の撮影会 レポート&講評会

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第10回写会「米 美知子さんと行く御来光と紅葉の渓谷」

11月下旬に茨城で開催された「第10回写会」。
花貫渓谷の紅葉やモミジに彩られた滝など秋の紅葉を満喫したほか、
早朝に訪れた大洗海岸では、大波が岩礁に立つ鳥居に打ちつける
めったに見ることのできないシーンに巡り会うことができました。
「WEB講評会」では、参加者の皆さんが期間中に撮影した写真の中から、講師の米 美知子さんが
一枚を選んでコメントします。


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「冬波高く」 舘岡保夫さん
大波が岩に当たり砕け散る瞬間を、的確なフレーミングとシャッタースピードで捉えました。鳥居を入れたことで波の大きさがよく表現されています。うろこ雲のおかげで、空の表情がとても豊かに描かれました。


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「錦秋」 関原万里子さん
まだ赤い葉を残す木をポイントにして、縦位置でうまくフレーミングしています。画面の中に入れる色
を整理したことで、落ち着いた晩秋の渓谷美が上手に表現されています。


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「湖上の銀河」 小原隆史さん
ダム湖の立ち枯れの木をポイントに、風で煌めく湖面の表情をいいフレーミングで捉えています。
湖面の煌めきを「銀河」としたタイトルも、お洒落で素敵ですね。



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「一瞬の幻想」 松村直人さん
立ち昇る海霧が太陽の光でオレンジ色に輝く瞬間を捉えた作品で、とても幻想的です。手前の岩の入れ方がよく、波の立ち上がるタイミングをきちんと見計らってシャッターを切ったところがいいと思います。


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「風津波」 瀬野ヨシ子さん
荒れる波の向こうから昇る朝日が「ダルマ太陽」になった瞬間を逃さず、上手に捉えています。海は霧で霞んでいるのですが、鳥居はしっかり見えているので画面にメリハリがよく出ています。


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「赤いじゅうたん」 川島加代子さん
赤いモミジで埋め尽くされた様子は、まさに「赤いじゅうたん」ですね。縦位置で形のいい木とその根を
うまく配して、平坦になりやすい画面に変化を持たせています。



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「燃える海」 草苅幹夫さん
日の出後に高く昇った太陽の強い光を利用して、金色に輝く力強い海を表現しています。めったに見られない
好条件の中、いいタイミングで捉えて動感のある作品になりました。



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「渓谷の秋」 渡辺 淳さん
花貫渓谷の晩秋美を縦位置で上手にフレーミングしています。画面中央下の流れる水面の部分に、
わずかですが空の青色を入れたことが心憎いポイントになっています。



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「紅葉の笠」 渡邊善也さん
色づいた黄色いカエデと特徴のある苔むした枝をバランスよく配して、美しい秋の景色を
表現しています。黄葉の後ろを流れる滝の音が聞こえてきそうな作品です。



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「満水のダムを彩る」 大久保 俊さん
青空を映した水面とオレンジ色の紅葉の対比が美しいですね。お持ちのカメラの1:1の
フォーマットをうまく活かした、絵心あるフレーミングになっています。



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「鳥居に挑む波と朝日」 野口制治さん
海霧が立ち昇る水平線から顔を出した太陽がダルマの形になったタイミングで、シャッターを切っている
のがいいですね。手前の岩の上で赤く光る潮だまりや、波打ち際の曲線をうまく活かしています。



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「湖面に咲く」 鈴木啓二朗さん
ダム湖の青色とオレンジ色の葉の色彩が美しい作品です。背景の湖面のさざ波が画面に変化を
もたらし、落ち着いた中にも静かな動感が感じられます。

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by fukei_photo-tour | 2011-02-16 19:57 | WEB講評会
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『風景写真』の撮影会です


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