隔月刊『風景写真』の撮影会 レポート&講評会

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山口高志×風景写真“塾” in伊豆市 2010[夏]

【開催期間】2010年7月2日(金)─4日(日)
【撮影場所】静岡県伊豆市周辺
      2日:虹の郷
      3日:世古峡、万城の滝、河津七滝、天城峠付近
      4日:荒原の棚田、滑沢渓谷



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初日の開校式後、季節の花“アジサイ”を撮りに修善寺の「虹の郷」へ。
園内入口付近の「イギリス村」には英国風の建物や施設が並んでいて、皆さんは「ここで撮影?」と少々面食らった感じでしたが、園内を奥に進むとこのようなアジサイの群生地があるのです。近くにはモミジ林もあり、秋になると約1,000本ものモミジが色鮮やかに紅葉します。

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万城の滝の上流部。苔むした岩と水の流れが織りなす景観は、海に囲まれた伊豆にいることを忘れてしまいそうです。渓流沿いに遊歩道があり、間近からその姿を撮影することができます。



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こちらは河津七滝の渓流です。この頃から雨が降り出し、渓谷の岩は濡れて独特の色合いになりました。






伊豆市写真“塾”のレポートは、まだまだ続きます。河津七滝の名瀑めぐりの様子については、近日中にアップしますのでお楽しみに!


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お待たせしました!
伊豆市写真塾の撮影会レポートの続編です。
雨が降りしきる河津七滝の遊歩道を歩いていくと……。

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まず最初に現れたのが初景滝。雨で水量が増え、迫力満点!

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初景滝の奥には、岩の模様に特徴のある蛇滝が流れ落ちています。

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断崖の裂け目から流れ落ちる大滝。
河津七滝の一番下流側にあります。

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最終日は、日本の棚田100選の「荒原(あわら)の棚田」へ。周辺には古き良き山村風景が残っていて、静かな撮影を楽しむことができました。海に囲まれた伊豆半島に棚田があることに驚いている方も。


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参加者の方のフレーミングをチェックする山口さん。
山口さんの丁寧な指導に、思わず笑みがこぼれます。

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「こんなフレーミングにしてみては?」「あ、なるほど」
そんな会話が聞こえてきそうですね。

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最後の撮影は滑沢渓谷で。
橋を境に上流側は苔むした岩の間を清流が流れる女性的な雰囲気が漂い、
下流側には一枚岩が連なる男性的な渓谷美が広がっていました。
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by fukei_photo-tour | 2010-08-24 17:17 | 撮影会レポート

【WEB講評会】江口愼一×風景写真“塾”in西川町/月山 2010[春]

5月中旬に山形県西川町で開催された「風景写真“塾”」。
山桜や春の花々、芽吹き始めたブナ林など、月山の豊かな自然を江口愼一さんが存分に案内してくれました。
「WEB講評会」では、参加者の方が期間中に撮影した写真の中から、講師の江口愼一さんが一枚を選んでコメントします。



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「月山の春」 小池福子さん

[江口評]いい場面を見つけましたね。ただ、もう少し的を絞って撮った方がよかったでしょう。後ろの雪山は全部入れずに上部をカットして、中央の桜とその後ろのピンクの桜とが重ならないようにバランスを考えてフレーミングしたいところです。開放気味に撮って背景をボカし、桜を浮かび上がらせる方法もあります。



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「芽吹き」 東海林 新彦さん

[江口評]露出設定の難しい場面ですが、鮮やかな緑を活かしながら木々を隅々までシャープに描写した、素晴らしい作品です。視点もユニークで、中央上部に太い幹を入れたことで力強く変化のある作品になりました。ブナの太い幹と細い幹の対比が、うまく表現されています。



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「癒しの流れ」 柳沼秀雄さん

[江口評]色鮮やかな山桜と新緑を組み合わせたことで、湖岸の春の雰囲気がとてもよく感じられます。左下の木は、撮影位置を右に移動してカットしたいところです。さらに、画面の下を少しカットして右下に見える茶色の地面も省きましょう。縦位置で撮るのも一考です。露出はちょうどいいと思います。
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by fukei_photo-tour | 2010-08-23 13:21 | WEB講評会

鈴木一雄×風景写真“塾”in 小国町2010[春]

【開催期間】2010年4月23日(金)─25日(日)
【撮影場所】山形県小国町
      23日:健康の森
      24日:健康の森、舟渡付近、横川ダム、沼沢付近
      25日:樽口峠、玉川付近



例年であればこの時期、小国町では間違いなく桜の便りが届いているはず……でした。ところが今年はまったくの番狂わせ。山桜はおろか、市街地でもまったく桜が開花していなかったのです。

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ブナ林は、こんな状況でした。残雪がまだまだたっぷりとあります。


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しかし、それならばと鈴木さんが案内してくれたのは、雪解けで水量を増した滝や水芭蕉の群生地など、例年であればこの時期には見ることのできない風景でした。


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その中でも特に皆さんが夢中になって撮影していた場所が樽口峠。
峠からの残雪模様の美しい眺めに「これはすごい!」。


ペンタックス645Dの特別セミナーには、自由参加にも関わらず多くの方が出席し、その注目度の高さが伺えました。さらに翌日には、日中に撮影した画像をスクリーンに上映すると、緻密な描写を誇る4,000万画素の実力に驚きの声が上がりました。


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スポット測光を中心としたセミナーはボリューム満点! と毎回評判です。
撮影現場でも鈴木さんは、皆さん一人一人に詳しく解説してくれます。


桜には巡り会えなかったものの素晴らしい被写体に出合い、“小国のもう一つの顔”を発見して三日間の写真塾を終えました。
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by fukei_photo-tour | 2010-08-23 12:17 | 撮影会レポート

【レポート】辰野 清×風景写真“塾”in長野 2010[春]

【開催期間】2010年4月16日(金)~18日(日)
【撮影場所】長野県伊那谷・安曇野
      16日:池田町
      17日:勝間、三峰川、安曇野市、田多井、三郷、安養寺
      18日:松本城、蓮華寺



満開の桜と雪。この組み合わせは、写真愛好家なら誰もが一度は写したいと思う被写体ではないでしょうか。

撮影会初日、夕方から降り始めた雨は夜半に雪に変わり、翌朝、宿を出た参加者の皆さんは、10センチ以上もの積雪にしばし唖然……。周囲の光景は前日と一変し、すべてのものが真っ白に。「これでは安曇野に行っても雪に覆われて桜が見えない」と判断した講師の辰野さんは、予定を変更して比較的積雪が少ないと思われる伊那谷方面へ南下することを決めました。


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実際に行ってみると、まさにこれが大当たり! 訪れた高遠では、降り止んだばかりの雪が満開の勝間のしだれ桜に適度に積もる、願ってもない風景に出合えました。



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信州に精通する辰野さんの案内で、青空を背景に聳えるしだれ桜の巨木や水面に映る桜、古城の散り桜など、さまざまな桜の姿をカメラに収めました。


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多くの方から「風景も指導も最高でした!」との声が寄せられました。
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by fukei_photo-tour | 2010-08-20 13:31 | 撮影会レポート

【WEB講評会】鈴木一雄×風景写真“塾”in小国町 2010[春]

4月23日から2泊3日の行程で開催された「小国風景写真“塾”」。
開花が大幅に遅れたため、残念ながら桜の撮影はできませんでしたが、残雪の飯豊連峰や水芭蕉の群落など、数々の魅力的な被写体に出合うことができました。
「WEB講評会」では、参加者の皆さんが期間中に撮影した写真の中から、講師の鈴木一雄さんが1点を選んでコメントします。


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「水ぬるむころ」 池田和子さん

[鈴木評]この作品からは、力強さではなく優しさを感じます。春の季節感いっぱいの、山国の田んぼの優しい雰囲気がとてもよく伝わってきます。広角レンズの使い方もうまく、残雪と田んぼ、そして山々をしっかりと入れた画面構成がいいと思います。



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「早朝の祝福」 千葉慶胤さん

[鈴木評]朝の斜光線を上手に活かした作品です。中判カメラの中望遠レンズで、力強くシャープに描いています。少しアンダー気味の露出が、画面全体に力を生み出しました。PLフィルターを効かせて、青空と山の立体感をうまく引き出しています。



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「早春の日差し」 矢田部好男さん

[鈴木評]光と影を活かして、春の光を捉えた作品です。大胆に太陽を入れたところがいいですね。縦位置構図にしたことや、ポジションの選び方なども適切です。特にこの場面では一番難しい露出がぴったりで、美しく描かれています。
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by fukei_photo-tour | 2010-08-19 11:25 | WEB講評会

【WEB講評会】辰野 清×風景写真“塾”in長野 2010[春]


辰野 清さんを初めて講師に迎えて、信濃路で開催された「長野風景写真“塾”」。
満開の桜に雪が積もる41年ぶりの光景に出合い、撮影会は大いに盛り上がりました。
「WEB講評会」では、参加者の方が期間中に撮影した写真の中から、講師の辰野 清さんが一枚を選んでコメントします。


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「なつかしい春」 舘岡保夫さん
 
[辰野評]桜の老樹の力強さが鮮やかな青空に映え、躍動感に満ち溢れていますね。
雲間から悠然と現れた雪山や雲のバランスが見事で、信州ならではの雄大な春の魅力
を美しく捉えています。




10月には、乗鞍や蓼科の紅葉を撮影する「辰野 清×風景写真“塾”in長野2010[秋]」が開催されます。
(現在、満員につきキャンセル待ち受付中です!)
次回はどんな出合いが待っているのでしょうか。
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by fukei_photo-tour | 2010-08-17 19:07 | WEB講評会

【撮影会レポート】夏の津南&志賀高原に行ってきました!

暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしですか?
撮影会レポートのアップが滞ってしまい、申し訳ありませんでした。
これから順次アップしたいと思っていますので、またお付き合いくださいませ。

まずは、最近開催された「ヒマワリとヒツジグサの花咲く夏景色を撮る」のレポートからお届けします。
講師は“指導が丁寧で優しい”と皆さんに好評の斎藤友覧さん。
新潟県津南町のヒマワリ畑と湧水、そして志賀高原の沼に咲くヒツジグサを
夜行日帰りで両方撮ってしまおう! という欲張りな撮影ツアーです。

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明け方前に到着した津南町のヒマワリ畑。今年は開花が例年よりも遅れたため、残念ながらまだちらほらと咲いている程度でした。



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ヒマワリ畑での撮影を予定よりも早めに切り上げ、湧水の沼・竜ヶ窪へ。到着すると、沼は一面朝霧に覆われていました。やがて太陽の光が朝霧に当たると、幻想的な光景が現れました。



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沼から発生した霧が杉林の中に流れ込み、見事な光芒が発生。



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竜ヶ窪の名水が飲める水飲み場に移動すると、豊かな森を映した水面が広がっていました。まるで水彩画のようですね。



この後は志賀高原へ移動。移動中のバスの中はとても静かでした(皆さんお休み中のため)。




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志賀高原・一沼に咲くヒツジグサの花。未の刻に花を咲かせることから名前が付いたそうですが、実際はそれ以外の時間でも花は咲いています。



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青空とヒツジグサ、少し黄色く色づいた葉が、夏らしいコントラストを見せてくれました。皆さんは広角レンズで水面を多く入れたり、望遠レンズで花をアップにするなど、さまざまな方法で撮影していました。



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トップライトに輝くヒツジグサの花。
実は、中央の葉の上にはトンボが羽を休めているのですが、皆さんわかりますか?



この後は中之条町に移動、滝を撮影して撮影会は終了となりました。
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by fukei_photo-tour | 2010-08-13 16:55 | 撮影会レポート
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『風景写真』の撮影会です


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