隔月刊『風景写真』の撮影会 レポート&講評会

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鈴木一雄さんと辿る風景多彩な新緑の小国【WEB講評会】

例年よりも雪解けが遅かった飯豊山麓の小国の森。
期間中にはカタクリの群生地や川霧湧く渓谷、そして霧に包まれたブナ林など
さまざまな被写体を撮影することができました。
「WEB講評会」では、参加者の皆さんが期間中に撮影した写真の中から、
講師の鈴木一雄さんがセレクトしてコメントします。

なお、鈴木さんのご厚意により、今回に限りお一人さま2作品ずつ講評します。

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町田欣也さん「夜明け前」
夜明け前の雰囲気がよく表れている作品です。山の上にたなびく雲を一番形のいい時に
捉えていて、適正な露出で妖艶な感じを見事に表現しています。
まるで絵画を思わせるような一枚です。


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町田欣也さん「艶やかに」
ブナが立ち並ぶ様子を力強く切り取りましたね。
題名通りに、雨に濡れたブナの幹肌の艶やかな美しさがしっかりと描かれています。
木の背景が明るいことで、より強く光が感じられる画面になりました。


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千葉慶胤さん「ぶな歓喜」
いくつも枝分かれしているブナの巨木が、雨に打たれてしっとりとした光景を情感豊かに
描いています。広角レンズを使う場合は、カメラ位置の選択がとても大切ですが、
いいポジションを選んで撮影しています。露出も適正です。


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千葉慶胤さん「朝霧の里」
まるで中国の山水画を思わせるような風景です。山肌や田んぼのディテールをわずかに残す
青白いローキー気味の露出が絶妙です。田おこしが始まる前の画面手前の田んぼから、
小国の遅い春が感じられます。



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関口俊夫さん「午後の水面」
切り詰めた露出により、湖面の表情がくっきりと浮かび上がりました。
明るめの露出では決して描けない、水面の模様とシルエットの木立の造形美が実にうまく
組み合わさっています。アップ気味に捉えて正解でした。


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関口俊夫さん「妖精の唄」
前ボケをうまく配置しながら、縦位置で主役を上手にフレーミングしています。
ピントも蘂(しべ)にきちんと合っています。タイトルと写真がマッチしていて、
画面構成にもまったく無駄がありません。
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by fukei_photo-tour | 2011-09-06 10:57 | WEB講評会
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『風景写真』の撮影会です


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