隔月刊『風景写真』の撮影会 レポート&講評会

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辰野 清さんと行く秋の松之山、ブナと棚田を訪ねる3日間【1】【2】

【1】
美人林で有名な松之山で開催された「辰野 清さんと行く秋の松之山、ブナと棚田を訪ねる3日間」。
2日目の早朝には素晴らしい光景に出合ったのですが、
実は常連の参加者の方の間では、以前から「辰野さんの撮影会では何かが起こる!」と
噂になっていたそうです。
その2日目の様子については、後ほどレポートするとして、
まずは初日の出来事から……。


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最初に訪れたのは、まるで昔話に出てくるような佇まいの大厳寺というお寺。
境内に立つイチョウの大木が、鮮やかに色づいていました。


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イチョウの大木の下に広がっていたのは、黄色い落ち葉の絨毯。


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まるで毛が生えているようなフシギな形をしたツタウルシを撮影中。


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さらに次の場所では、色づいた柿の実と茅葺き屋根の古民家が、
懐かしい日本の山里の姿を見せてくれました。


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撮影を終えて宿に戻ると、すぐにセミナーが始まりました。
このセミナーでは、辰野さんが一枚の作品を作り上げるまでに、どのようなカットを
撮りながらフレーミングを追い込んでいくのか、途中で撮影した写真も上映しながら
解説するというもの。
ふだん目にすることのないカットを見た皆さんからは、「とても勉強になった!」
「わかりやすかった!」との声が次々とスタッフに寄せられました。


そして翌日、2日目の早朝。
この朝は美しい棚田が広がる星峠で撮影したのですが、そこでドラマチックな光景と
出合うこととなったのです。
その時の出来事はまた次回……というのは少々勿体ぶっているので、
少しだけご紹介すると……。

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星峠に着いた一行が目にしたものは、眼下を覆い尽くす霧の海。
東の空が色づき、周囲が徐々に明るくなってきました。


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杉木立は、まるで霧に浮かんでいるようでした。

ということで、今回はここまで。
次回のアップをお楽しみに!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

【2】
皆さま、大変お待たせしました!
ではさっそく、前回の続きから……。

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眼下に広がる霧の海。
これだけでも十分にフォトジェニックな光景ですが、ここに太陽の光が差し込むと……。


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こうなります!
皆さんは、この光景に大興奮!
光を浴びた朝霧は、次々とその表情を変えました。


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しばらくすると、杉木立の間から光芒が発生!


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さらに、太陽が移動すると一枚の棚田が輝き始めました。



星峠での“絶景”と出合ってまだ興奮の余韻が残る中、
次に向かったのはブナの二次林で有名な美人林です。
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林床には落ち葉が敷きつめられ、池には優美な曲線を描くブナの姿が映り込んでいました。


そして午後は、大厳寺高原へ。
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溜め池に映り込むユニークな形をしたススキの群落が、一行を迎えてくれました。


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こちらはすぐ近くにある奇形のブナの大木。
夢中で撮影している皆さんと比べると、その大きさが良くわかると思います。


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最終日は、ふたたび美人林へ。
この日の天気は雨。
ブナの幹は雨に濡れて黒々として、前日とはまったく違う表情を見せてくれました。

皆さんの「今度は春に来たいです!」との言葉を残して、撮影会は終了しました。
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by fukei_photo-tour | 2012-02-22 10:55 | 撮影会レポート

マクロの達人・江口愼一さんと訪ねる秋色の月山【WEB講評会】


美しいブナの原生林が広がる東北の名峰・月山。
この地を知り尽くした江口さんの案内で、紅葉に包まれた滝や沼の畔のブナの彩り、
朝日に輝く湖面など、期間中にはさまざまな被写体を撮影することができました。
「WEB講評会」では、参加者の皆さんが期間中に撮影した写真の中から、
講師の江口愼一さんがセレクトしてコメントします。


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永井敏夫さん「地蔵池の秋」
夕方の斜光線によって浮かび上がった池の情景が、とても艶やかに表現されています。
対岸の味わい深い樹景に的を絞った構成が秀逸でしたね。
手前の草木のシルエットの活かし方も的確で、おもしろい効果を上げています。
メリハリの効いた画面に仕上げられました。


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加藤澄子さん「朝つゆ」
とても瑞々しい作品ですね。朝露のひと粒が実にシャープに描写されていて、
その滴の中の映り込みも印象的です。光の円ボケを活かした表現も美しく魅力的で、
清々しい空気感が感じられる写真になっています。
動きのある緊張感を覚える画面構成が秀逸でしたね。


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滑川敏行さん「秋の陽」
秋の穏やかな光に縁取られたブナの樹景が、とても印象深く表現されています。
ラインライトに光る幹の表情が美しく魅力的ですし、背景の紅葉の森の情景と絡めた
画面構成がバランス良くまとまっています。
明暗のコントラストが画面を引き締めて、メリハリを与えています。


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小川三良さん「秋の宝」
やや視線を下げて、水面に映り込んだ情景に的を絞ったフレーミングが秀逸です。
その思い切った切り取りによって、実に個性的な表現となっています。
とてもバランス良く構成されいて、水辺の瑞々しさや秋の爽やかな空気感が伝わる
画面に仕上げられました。


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小池福子さん「秋の彩」
落葉して裸木となった樹木とその奥の紅葉を重ね合わせて、おもしろい演出効果を
生み出しています。手前の樹に味わいがあり、画面全体として趣きも
感じさせる表現になっています。
深みのある色調描写に配慮した露出設定が的確でしたね。


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齋藤建彦さん「寄り添う木々と見守る仲間たち」
特徴的なブナの幹のラインに着目し、とてもユニークで独創的な絵づくりをされています。
低い視点からブナを見上げるようにして狙い、超広角レンズで
ワイドに捉えたフレーミングが秀逸でしたね。
周囲の樹々も巧みに活かし、迫力を覚える画面にまとめられています。


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松本修一さん「曙光」
朝焼けの温もりを覚える色調が印象深く描写されています。
シルエットで捉えた山の表情が画面を引き締め、雲のフォルムが画面全体に
動きを与えています。ややアンダー気味の露出設定がピタリと決まり、
コクのある色合いが得られました。
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by fukei_photo-tour | 2012-02-20 12:01 | WEB講評会
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『風景写真』の撮影会です


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