自然豊かな初夏の月山で開催された撮影会。
期間中にはブナ林や季節の花々に加え、滝や渓谷などの水風景と出合うことができました。
「WEB講評会」では、参加者の皆さんが期間中に撮影した写真の中から、
講師の江口愼一さんがセレクトしてコメントします。
なお、江口さんのご厚意により、今回に限りお一人さま2作品ずつ掲載・講評します。

戸田彩子さん「もうすぐ、夏」
蝉の抜け殻を主人公にして、とてもバランスよくまとめられています。バックの木漏れ日の光を活かした背景処理が秀逸でした。ソフトなボケ味のトーンの中で、シャープに描写された主題が、よりいっそう際立って見えますね。

戸田彩子さん「一瞬の光」
絶妙のシャッターチャンスを的確に捉えられました。天空から差し込む木漏れ日の光が可憐な花を浮き彫りにし、その姿がアンダーな背景から印象深く映し出されています。バックの透過光に透ける鮮やかな葉のグリーンや、手前の葉の上に落ちた花のシルエットもおもしろい演出をしています。

矢吹幸子さん「森の家族」
逞しいブナの生命力を感じさせる表現になっています。下から見上げるようにして捉えられた視点が的確でしたし、曲線を描く樹景の特徴も上手くフレーミングされています。鮮やかな緑の色調に初夏の季節感が漂っていますね。

矢吹幸子さん「光走る」
瞬間的な葉に差し込んだスポットライトに着目し、味わい深い作品に仕上げられています。シャープに描写された葉脈の表情が印象的ですし、ソフトなボケ味を効かせた背景処理も巧みでしたね。爽やかな森の空気感を覚える絵になりました。
期間中にはブナ林や季節の花々に加え、滝や渓谷などの水風景と出合うことができました。
「WEB講評会」では、参加者の皆さんが期間中に撮影した写真の中から、
講師の江口愼一さんがセレクトしてコメントします。
なお、江口さんのご厚意により、今回に限りお一人さま2作品ずつ掲載・講評します。

戸田彩子さん「もうすぐ、夏」
蝉の抜け殻を主人公にして、とてもバランスよくまとめられています。バックの木漏れ日の光を活かした背景処理が秀逸でした。ソフトなボケ味のトーンの中で、シャープに描写された主題が、よりいっそう際立って見えますね。

戸田彩子さん「一瞬の光」
絶妙のシャッターチャンスを的確に捉えられました。天空から差し込む木漏れ日の光が可憐な花を浮き彫りにし、その姿がアンダーな背景から印象深く映し出されています。バックの透過光に透ける鮮やかな葉のグリーンや、手前の葉の上に落ちた花のシルエットもおもしろい演出をしています。

矢吹幸子さん「森の家族」
逞しいブナの生命力を感じさせる表現になっています。下から見上げるようにして捉えられた視点が的確でしたし、曲線を描く樹景の特徴も上手くフレーミングされています。鮮やかな緑の色調に初夏の季節感が漂っていますね。

矢吹幸子さん「光走る」
瞬間的な葉に差し込んだスポットライトに着目し、味わい深い作品に仕上げられています。シャープに描写された葉脈の表情が印象的ですし、ソフトなボケ味を効かせた背景処理も巧みでしたね。爽やかな森の空気感を覚える絵になりました。
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by fukei_photo-tour
| 2012-08-23 11:28
| WEB講評会